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積極的な解き直し

あっという間に11月となりました。受験生の皆さんにとっては、各推薦入試と並行して一般入試にも備えていくという、気持ちの上でも落ち着かない大事な時期に入っている頃かと思います。推薦入試の合否も聞かれる頃、当講座も、中学入試、高校入試、大学入試とそれぞれの受験生がご受講で、現在、皆さん受験校の過去問と格闘中です。  授業では過去問の解き直しを一緒に行いますが、現代文においては本文全体の読解が正しくできているかの確認を必ず行っています。設問に合わせた解き直しではなく、どのような展開がされている文章なのかという視点から全体を説明してもらうという方法で、本文読解の精度を上げています。「本文の展開がこうだから、この部分が問われている」という一見回りくどい方法での解き直しを行っています。「実は本文が読めていなかった」という根本的な問題をなくすためにも、本文読解を行っていますが、間違えた問題だけではなく、正解した問題についても、そんな風に本文を読んで解いていなかった』、『最後の二択で迷ったけれど、とりあえず答えたら合っていた』ということを確認した上で、「改めて設問を見直してみる」積極的な解き直しになっているように思います。  誰でも解き直しは消極的になりがちですが、難しい本文内容が自分の理解の中に入ってきたときの喜びはかなり大きいようで、どの生徒さんも一年分の解き直しを終えるとスッキリ!?した表情になります。年々難化している現代文の問題においては、どうしても消極的な読解(書かれている文章を読んでいるだけ、字を追っているだけ)になりがちです。積極的な解き直しが次の新しい問題に取り組む際の大切なモチベーションにもなりますので、一緒に本文読解を進めながら、 実りのある過去問対策を続けていきたいと思います。 世田谷国語小論文講座 森本

オフ会?開催

 普段はオンラインでご受講頂いている少人数制講座の生徒の皆さんを対象に、昨年の夏休みよりオフ会的なものを開催しています。内容は国語に関するものであれば何でもOKで、夏休みの課題を進める人、読書感想文を書く人、学校の授業の予習をする人、古典文法を勉強する人など、取り組みたいものを持って集合です。  いつもは画面上でしか会えないけれど、熱心に授業に取り組んでくれている生徒の皆さんと少しでも対面で交流?したいという勝手な私の希望で開催することにしたのですが、思いのほか好評で、夏休みが始まる前から「昨年のオフ会的なもの、今年もしますか?」という質問をもらい、昨年参加してくれた生徒さんが今年も続けて参加してくれるという嬉しい結果になりました。「学校の課題の読書感想文が仕上がった」や、「この時間で古典文法が前より理解できた」という声も上がり、充実した時間を過ごすことができたようです。  とはいうものの、実は生徒の皆さん以上に私自身にとって、このオフ会は普段授業では聞けない授業の感想や、何気ないひと言から皆さんそれぞれの想いを聞くことができる貴重な機会になっています。猛暑の中、わざわざ足を運んでくれた生徒の皆さん、また遠方からオンラインでも参加してくれた生徒さんにも心から感謝します。  「また来年もやろうね」という約束をして、今年のオフ会は終了しました。 世田谷国語小論文講座 森本

「日本語」の授業

海外の高校に在籍の生徒さんが、当講座の授業を「日本語」の授業として選択されていました。とはいうものの「当講座は特定の言語文法の学習を目的とする講座ではなく、評論文を通じての総合的な読解力、記述力を養成する講座である」という授業計画書での報告通り、授業内容は、評論文を読解し、その要約と、内容についてのディスカッションを行ってきました。時にはテーマについて他の文献を読み、その文献に対するプレゼンテーションを行うなど、多角的に一つのテーマを深める形で授業を進めてきました。  授業の方向性を決めるのも、生徒さんが主体です。「このテーマに関する本を読みたい」という要望があれば、それに応える形で私が本をセレクトする。その本をまた一緒に読み進め、ある程度内容理解がすすんだところで、レポートやプレゼンテーションでアウトプットする。インプットとアウトプットが上手くかみ合った形で授業を進行させることが出来ました。  先日、私はこの講座の成績を提出し、今月、彼女は高校を卒業。9月から希望通りスタンフォード大学に進学されます。 世田谷国語小論文講座 森本

遠くからのお問い合わせ

オンライン授業を実施させて頂いていることもあり、最近、海外にご在住の方からのお問い合わせを頂くことが増えています。数年後のご帰国、日本でのご進学を見据えて作文、小論文、あるいは国語力の強化をお考えとのことでお問い合わせを頂いています。また、海外からご帰国の方で、日本語による読解力、記述力強化をお考えの方からもお問い合わせを頂くことが増えています。数年前の大学受験事情とは異なっている状況に驚かれ、早急に小論文対策をご希望される方もいらっしゃる状況です。  ご受講のスタイルとして、少人数講座でのご受講には、ご不安をお感じになる方もおられるかと思いますが、当講座の少人数講座は、ご受講目的やご本人のレベルに応じた形で授業を進めさせて頂いております。授業内容等につきましては個別説明会にてご説明させて頂きますので、どうぞお気軽にお問い合わせ下さい。 世田谷国語小論文講座 森本

まずは「考える」ことから

 新年度を迎え、入試に向けた小論文・作文対策、あるいは進学先でのレポート対策などについて改めてお考えの方が多い頃かと思います。付け焼刃的な短期決戦の科目ではないため、長期的な小論文対策が必要だということはわかっているものの、ついつい後回しになり、受験学年を迎えてしまう…といった結果にならないためにも、また、総合的な国語力向上の為にも、可能な限り早くからのトレーニングをおすすめしたいと思います。  とはいうものの、文章力をつけるためにとりあえず書き出してみる…という方法は得策ではありません。まずはメモを作成することが必要となります。メモとは、文章化にあたってのスタートとゴール、筋道が書かれたものだということができるのではないかと思います。何を問題提起し(スタート)どのように展開しながら結論(ゴール)を目指すのか、それら一連の流れが視覚的にとらえられる形になったものがメモです。そして、スタートする際には、テーマに対する理解と、どの観点から掘り下げていくのかを考察すること、ここが最も大切です。  小論文学習というと、書くことがメインだと思われがちですが、当講座の小論文講座では、まずはテーマについて考察する、「考える」ことから始めたいと思います。その際のインプットの方法としては、自分で調べることはもちろんですが、他の人の「考え」を知ること、そしてテーマの背景となるキーワード、フレーズなどを講師から学んでいきます。多角的に「考える」機会を授業を通じて手に入れ、それが自分だけのメモに書き加えられていく。そしてメモが常に見返すことができるものとなる…そこが書くためのスタート地点です。 世田谷国語小論文講座  森本